DETAIL
フィンランドで1960年代を中心に製作されたガラス製品が入荷致しました。
1960-61年の短い期間のみの製造された Kaj Franck(カイ・フランク)の代表的なフラワーベースです。
物の美しさは必要最小限度で抑え、装飾はカラーのみで十分と考えデザインをしてきました。
ガラスの厚みにより生まれる曲線を生かし、イエローが映えるデザインです。
厚手のガラスで安定感のあるベース。
1つ1つ職人による吹きガラスの手法にて作られたガラスには揺らぎがありそれぞれ厚みやサイズも僅かに異なります。
”Kaj Franck” (カイ・フランク)
フィンランド出身のデザイナー。
日用品のデザインによってテーブルウェアの近代化を進め、20世紀の同分野において多くの革新をもたらした一人です。
「大衆のためのデザイン」と「デザイナーの責任」を信条とし「フィンランドの良心」と呼ばれる彼のデザインは機能的でシンプルなフォルム、装飾はなく色彩のみで表現されたものが多く、数々のヒット作を生み出しました。
ARABIA社やiittalaのデザイナーを務め、任期の中で生み出されたデザインは世代を超えて人気のあるロングセラーです。